しかし、そこに住まう人以外(俗にいう外野席)の口出しで間取り等が決まっていくと本来、家の主役であるべき住まい手の人たちはどうなるでしょうか。
そんな家の主役以外の人の口出しで間取りが決まっていくとどんな結末になるかを物語形式にしていきます。
登場人物
上記イラストは「ちびくら」さんのものをお借りしております。
(この物語は全てフィクションです。したがって著作権はこのブログの管理者にあります)
「それにしても、大の大人のしかも会社ではそこそこの地位の男をまるっきりのガキ扱い、男のプライドってやつをあのお姑さんは分かっていないんだよなぁー」
「以前、お姑さんの家で法事があったときにも、義弟さんと酒を飲みながらスナックやクラブの話をしていたら、『うちの婿さんにそんなことを教えないでよね』なんて、いったい俺を幾つだと思っているんだろうか、あの姑さんは・・・社会人の大人の男に対する言葉とは思えない接しかたを度々しているし・・・・」
「本当だったら、楽しいはずの家づくり・・・・・ハァー」
一方、妻の母は上機嫌で電話を切り、これから始まるであろう家作りのあれこれを想像して思わず笑ってしまった。
妻の母「さあ、これから忙しくなるわね〜」
妻の父「おいおい、娘の家の事ばかりではなく、こっちの親戚付き合いのことも忘れずにしてくれよな!」
妻の母「あら、あなた、そんなことぐらい分かってますよ」
妻の母「来週、あなたのお兄さんのところで法事でしょう」
妻の父「娘夫婦も同行しなければいけないから、それを伝えておいてくれよ」
妻の母「分かってますよー あちらは何かとうるさいから、娘夫婦も連れて行かないとね、あとで何を言われるか分かったもんじゃないわ」
・・・・・そして、法事当日、妻の両親と娘夫婦がそれぞれ、車で法事場所である妻の父の兄の家。
無事、法事も終わり、それぞれが車を止めてある場所へ・・・・。
すると妻の母がかなりの剣幕で義兄の家へ駆け込んだ。
妻の母「ちょっと、駐車違反の紙が貼ってあったでしょ!!」
義 兄「去年から、駐車違反取締まり制度が変わりましたからね、目の前にコイン・パーキングがあったでしょう。どうして、そこに止められなかったのですか?」
妻の母「そんなもの、法事を開く主催者が用意しておくのが常識でしょう」
義 兄「弟は運転免許をもっているんでしょう。そうすればドライバーとしては、新制度のことも知っているはず。前もって調べておくのが当たり前なんじゃないですか」
妻の母「・・・・・・」
義兄は”自分が世の中の常識だ”ということで今まで何かにつけて小言を言っていた弟の妻に対して堪忍袋の緒が切れた。
つづく
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